帰省前のチェックリスト! ガラスの「くもり」をあっという間に解消する方法
冬の長距離運転で最も厄介な問題の一つがフロントガラスやサイドガラスの「内側のくもり」です。くもりは視界を奪い、事故につながる危険があります。
今回はこの「くもり」の原因を分かりやすく解説し、誰でもすぐに実践できる解消テクニックを帰省前のチェックリストとしてご紹介します。
なぜガラスの内側はくもるのか?
ガラスのくもりは、空気中の水蒸気が原因で発生します。
【くもりが発生するメカニズム】
車内の湿度が上がる:車内には乗員の呼吸や濡れたコート、マットなどから大量の水蒸気が放出されます。
ガラスが冷えている:車内の温かく湿った空気が外の冷気で冷やされたガラスの表面に触れると、水蒸気が小さな水滴(結露)に変わり、白くくもって見えるのです。
特に大人数での長距離移動ではこの現象が頻繁に起こりやすくなります。
くもりを最速で解消する!エアコンの裏ワザ
くもりを最速で解消するにはエアコンの力を借りるのが最も効果的です。
【基本の操作手順】
1. デフロスターをオン(吹き出し口をフロントガラスに向ける)
2. エアコン(A/C)スイッチをオン
3. 温度設定を上げる(除湿しながら温風を出すことで冷たいガラスを温めつつ、車内の湿度を下げ素早くくもりを取り除きます)
この手順により、乾燥した温かい空気がガラスに当たるためくもりはあっという間に解消します。
帰省前の「くもり予防」チェックリスト
運転中のくもり防止は、事前の準備が鍵となります。
・内窓を徹底的に掃除する:ガラスの内側に付着した手アカやヤニ、ホコリは水蒸気が結露しやすくなる「結露の核」になります。年に一度は専用クリーナーで念入りに拭き上げましょう。
・乾燥剤を活用する:車内用の乾燥剤や除湿剤を座席の下などに置いておくと、車内の湿度上昇を抑えられます。
・ワイパーゴムを点検:ガラスの外側が汚れていたり、ワイパーのゴムが劣化していたりすると、拭き筋が残り、それがくもりをさらに見えにくくします。
ゴトウ自動車ガラスでは、お客様のガラスの油膜取りなど視界をクリアにするプロのメンテナンスも承っております。帰省前の安全点検も兼ねて、ぜひお気軽にご来店ください。


